『一橋大の日本史15カ年』(教学社)

『一橋大の日本史15カ年』(教学社)は、過去の赤本の解答・解説の焼き直しではなく、新たに書き下ろした一橋大日本史を攻略するための参考書です。

解答・解説をまとめる上で留意したのは、以下の3点です。

  1. 「論述問題の型」を整理し、その「型」にしたがって問題を解いていくこと
  2. 大問ごとのテーマだけでなく、小問ごとのテーマを分析して一橋大の頻出問題を整理したこと
  3. 設問ごとの字数指定がないなかで、大問単位で与えられた「400字以内」という字数をどう使うか

特に2では大問単位でなく、小問単位で問題をピックアップして、頻出テーマの問題をまとめて学習できるようにしました。

3については大問「解説」の部分で、理想的な字数を示すとともに「論述のポイント」で解答の許容範囲を示し、設問によっては「別解」を付けました。さらに解説では、解答に関連する範囲で知識を広げられるように配慮しました。

また「はしがき」にも書きましたが、この本を執筆するにあたって、同僚の塚原哲也先生のサイト『つかはらの日本史工房』の解答・解説を参考にさせてもらいました(許可はとっています)。
論述にはいくつかの解答が考えられます。そちらのサイトの解答・解説も参考にしてみてください。

一橋大受験生の役に立つことを願っています!